2012年7月25日水曜日
タダのオジサンとコーチの違い。
ボートがわからない人には良くわからない用語が並んでいます。
用語の説明も織り交ぜようかと考えましたが、話がぶれちゃうのでやめました。ごめんなさい。
昨日の日記を書かなかったのは、あるSNSの、あるコミュニティでたっていたあるトピックを読んだからです。
いろいろ考えていたら夜も眠れませんでした。いや、正確には眠れたけど、この文章にするまでに結構かかりました。
多分読む人が読めばわかると思うので、確認していただけたらと思いますが、ある初心者の子がボートのファイナルのことに関して質問しています。
それに対して、それぞれが知っている知識によって、思い思いの考えをぶつけて、その質問者はありがとう、ありがとう、と言っているのです。
もちろん、それはよくある光景です。僕も昔どんな言葉をはっしたらいいかというのでそういう事をしたことがあります。
なぜしたかというと、自分オリジナルのものを作りたかったからです。
同期を出し抜き、先輩も使っていない言葉を使ってみたかったからです。
話を戻して、この子がどういう境遇で質問したくなったのかはわかりません。
ただ、少しだけコーチングの端っこをかじった自分としては、しかし、もし、本当に回答者が強くなって欲しいのであれば、まずリギングについて聞くべきです。僕はそうすると思います。
ある回答者は「オールが胸に当たるくらい引いてくる。」といっていました。
しかし、それはリギングがうまくいっているときには自然とそうなるという現象を言葉にしただけであって、そうしたら速くなるのではありません。(もちろんあっていることもあるのがさらに混乱を呼ぶ)
そして、ここで質問されていない、漕ぎこめば強くなりますよ。という全く的はずれなアドバイス。もありました。
これも間違いではありませんが、質問されていることとは関係ないので、もし正解がわかったとしてもそれの理解度を阻害する要因にしかなっていません。(その子からするとどうだったかわからないですが)
その2つの情報を得て、質問者の明日からの練習はどう変わるでしょうか?
多分、今のセッティングのまま水に浮かんで、胸に当てることを意識していつもより長い時間、たくさんの本数漕ぐでしょう。
漕いだあと、多分、いつもより「レンジは」伸びたはずなので、速くなっているかもしれません。
ああ、質問してよかった。これでいいのだと思います。
ただ、このままやると疲労骨折に向かっていくでしょう。
これから2年間(国体まででるならもう少し)毎日毎日1000回以上胸を殴られたらどんなパワーでも骨に影響を与えてしまうでしょう。
そして、その子はまた質問します。
胸がいたいんですけど、どうしたら良いですか?
そしたら、当たる前に抜いちゃえばいいですよ!→そっか!前言われたことと違うけど、やってみよう!
という流れで、無理やり抜くことで、次は手首の腱鞘炎が始まります。
いわゆるニャンニャンフィニッシュです。
可愛いと言われるかもしれませんが。
ここからは妄想のレベルですが、その子は純粋で、言われたことはすべてやってくれるとしましょう。
できないできないと泣きながら、やっていくうちに大抵のことは要求どおりやってくれるとしましょう。
でも、顧問、コーチ、スタッフのアドバイスが、間違っていたら、日の丸を背負える可能性を、リオで、東京(予定)で大活躍できる可能性を紡いでしまうことになります。
「そんな事言われても、教えてくれる人いないし」ではなくて、ちょっとtwitterやFBを見れば、全国大会のレベルで活躍されている先生とのコンタクトは容易です。しかもボートの先生で、お前には教えないといってきた人にまだ会ったことがありません。(私が学生だったというのもあると思いますが)
もし何か今一生懸命に頑張っているプレイヤーに自分の経験を話されたいということがあるのであれば、まず自分がわからないということを認めて、是非、最先端の知識を取り入れながら話されることをおすすめします。
プレイヤーが本当に強くなりたい時にネットを使うとすれば、まず、嘘を嘘と見抜ける能力を持つべきです。
それがわからない人は、使わないほうが無難です。(最悪弱くなっていきます。どんなにいいコーチの助言より、毎日見てくれる学生コーチの方が自分にとってはいいアドバイスのことがあります。)
なので出来れば先輩、先生、コーチに教えてもらったサイトで見ることにしましょう。
僕は今はどこのコーチでもないけれど、僕がある団体のスタッフをしていた時にいつも言っていた内容です。
いつまでやっていたかというと、ほんの数か月前までです。
もしかしたらこの内容はもう古いかもしれないけれど、そんなことはないと個人的には思っています。
みなさんはどう思われますか?ブログでもリプライでもなんでもいいのでリアクションがほしいです。
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